ACOG(Advanced Combat Optical Gunsight:高度戦闘光学照準器、エイコッグ) - 4倍ズームを備えた中速照準・中距離用スコープ。 Λの頂点部分が着弾点となる。
モデルは米トリジコン社のTA31 ACOG。ACOGは同社が製造する銃器用の照準器シリーズ。 リフレックスサイトと異なり、Λの形(シェブロン型)をした照準を昼間は本体上部の赤い光ファイバー式チューブから自然光を、夜間はトリチウムの蓄光で発光させる。 その為、電池を使わないので環境を選ばず使用できるメリットがある。照準には「Λ」の形以外にも十字、馬蹄型なども存在する。 ACOGといえば本作のような4Xタイプが思いつくことが多いが、あくまでACOGシリーズの1タイプに過ぎない。倍率だけで、1.5x~6xまであり、さらに対物レンズ径の違いや、レティクル形状などの違いから数十種類のバリエーションを展開している。今作では高倍率型であるTA648が、CL6X(6X)として共に登場している。
ACOGはアメリカ軍やイギリス軍、オーストラリア軍等の多数の西側諸国の軍隊や法執行機関に正式採用されている。 ちなみにトリチウムは放射性物質なので、日本国内では使用が法的に規制される可能性がある。このため、AASAM(国際射撃競技会)に出場する自衛隊チームはLED光源+単三電池のACOGを使用している。
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