この武器の最大の強みと言えば、ロックオン完了までの早さと、ビークルに対する威力の高さである。 ゲーム内動画を見れば分かるように、1回で打ち出される3発を全て当てればヘリやジープは消し炭になっている。 特にヘリに対する効果は高く、耐久力の高い輸送ヘリも一撃で落とす。 しかし、一長一短。ビークルにしか使えない上、バトルピックアップ全てに共通する 「持ち替えたらバトルピックアップを落してしまう」という性質上、歩兵に会えば絶体絶命である。 なので、歩兵に会わないようにビルの屋上で使う、相手がフレア(またはECM)を出すまで待つ、といった配慮が必要。 因みにSA-18 IGLAの様にフレア(またはECM)を撒かれても、しつこくロックし続ければ当たる事もあるし、 撃った直後にリロード、もう1発を撃つ事で一気に2回攻撃する事が出来る。(一発目が着弾する前に二発目を発射すると一発目は消える)
特性としてロックオン必須、対地対空両用という点がある。 FGM-148 JAVELINやSA-18 IGLAの様に対地専用、対空専用というわけではないため、用途が広い。 もちろんレーザーペイントされた目標に発射することも可能。(トップアタックにはならない)
スターストリークHVMとはイギリスのタレス・グループが設計、製造した近距離防空ミサイルである。 ソ連陸軍での対戦車ミサイル搭載のMi-24攻撃ヘリコプターの配備が進むにつれて、 新世代の近距離防空ミサイル・システムの要望が強まったため、開発された武器である。 そして、スターストリーク最大の特徴はその弾頭にある。通常の弾頭の代りに「ダーツ」と呼ばれる子弾が3発搭載されており、 ミサイルの頭部に露出した状態で収容されている。 1段目の固定燃料ロケット・モーターによって発射されて、これを切り離す。 次に2段目のTITUSブースターによってマッハ3.5までに加速。これの燃焼が終了した時、ダーツが発射される。 因みにダーツは長さ396mm、直径22mm、重さ900gである。 そして、2007年半ばには改良型のスターストリーク-Ⅱが発表された。これが今作に出るHVM-Ⅱだろう。
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