XM25 のバックアップの現在との差分(No.24)
兵器威力についてはダメージ率参照。 特徴、アドバイス、補足障害物の向こう側の相手に対してグレネード弾を発射する武器。 グレネードをエアバーストモードで射出するには炸裂距離をADS(スコープを覗く)によりセットする必要がある。 実際の使い方はまず、敵がいる場所の障害物を「LOCK」し距離を測定する。(下画像①) 射程に関しては距離約200mを超えると落下軌道をとり、着地したら破裂する。そのためその分の補正も必要となる。 弾種
銃器紹介アメリカ陸軍で採用されているエアバースト・グレネードランチャー。榴弾を目標の上空で炸裂(曳火)させることで遮蔽物などの後ろにいる敵を攻撃できる。 XM25は、内蔵されたレーザーレンジファインダーで目標までの距離を測定し、射手が目標の前方3mから後方3mまでの間で起爆位置を設定すると、薬室に装填された25mm弾に情報が自動的に入力される。発射後は25mm弾が自らの回転数で飛行した距離を測定して事前に決められた距離に到達すると起爆する。25mm弾は目標の上空で起爆することで、目標が塹壕や蛸壺に隠れている場合でも被害を与える。 一丁25000ドルだが砂塵による動作不良が少なく、実戦部隊からの評判は良い様だ。現場では「punisher(パニッシャー)」と呼ばれる。パニッシャーの意味は「罰する者」 頭文字のXは試験中の装備を意味しており、正式採用後は外されると思われる。 2003年にドイツのH&K社がアメリカのアライアント・テックシステムズ社(現オービタル・サイエンシズ社)、L-3 IOS ブラシアー社と共同で開発したセミオートグレネードランチャーがXM25である。 頭文字の「X」は「試験中装備」を意味しており、2016年までアメリカ陸軍で「XM25 CDTE(Counter Defilade Target Engagement、遮蔽物にいる敵への応戦)システム」として試験採用されていた。 上記の採用名が示すとおり、XM25の大きな特徴として、榴弾を目標の上空で炸裂(曳火)させる事で遮蔽物等の後ろにいる敵を攻撃できる点が有る。 これは内蔵されたレーザーレンジファインダーで目標までの距離を測定し、射手が目標の前方3mから後方3mまでの間で起爆位置を設定すると、薬室に装填された25mm弾に情報が自動的に入力され、 発射後は25mm弾が自らの回転数で飛行した距離を測定して事前に決められた距離に到達すると起爆するようになっている。25mm弾は目標の上空で起爆することで、目標が塹壕や蛸壺に隠れている場合でも被害を与えられる。 一丁25000ドルと非常に高額だが、砂塵による動作不良が少なく、実戦部隊からの評判は良い様で、現場では「Punisher(パニッシャー、罰する者)」と愛称が付けられ呼ばれている。 元々XM25は、H&K社のG36ベースの次世代歩兵用個人火器(OICW)「XM29」の内蔵式20mmグレネードランチャーとして1999年から開発されていたが、2003年にOICW計画は凍結されてしまう。 2002年にピカティニー造兵廠の要請を受けた同社はXM29の機構を分離させ、それぞれを独立した銃火器とする再開発を開始。2003年にアサルトライフル部は「XM8」、グレネードランチャー部は「XM25」として発表された。 その後XM8とXM25はアメリカ軍のテストを数回受け、非常に良好な成績を出した。XM8は一時アメリカ軍の次期制式アサルトライフルとされたが、最終的に部隊への配備は一切行われなかった。 XM25は2010年にアメリカ陸軍で試験採用されたが、2014年時点でも約40丁程の試験採用に留まっている。 2013年のアメリカ陸軍の発表では、2015年末にXM25の正式採用及び大量生産を開始する予定であったが、同年2月の実弾試験中に暴発事故が発生し、アメリカ陸軍が所有する全てのXM25が回収された。 だが2015年10月、アメリカ陸軍がXM25の試験テストを再開したとオービタル・サイエンシズ社が発表。結果が良好であれば2017年にXM25は今度こそ正式採用されるとしたが、 諸般の事情により2017年2月にXM25の開発計画が事実上頓挫し、試験採用も終了していた事が米軍や開発関連企業に対する取材で明らかとなっている。 コメント |
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